施工部位によってシーリング材は使い分けることが必要です。
《シャープ化学工業の適材適所一覧表》は材料選定の目安を示しています。施工箇所を十分考慮して、最適な材料を施しましょう。不明の点については当社へお問い合わせください。
コーキングガンの使用方法につきましては、YouTubeチャンネルの弊社オフィシャルサイトをご覧ください。
公式チャンネル:https://www.youtube.com/watch?v=orfZRhjPi4s
また、「作業の手引き」でも解説をしております。
いずれの場合におきましても、ご使用の際には、トリガーを握ったままレバーを押さないようお気をつけください。
また弊社では、コーキングガンなどの道具が不要で、容器のままお使いいただけるSKパウチでの商品も販売しております。
シリコーン系シーリング材の「バスシール」、変成シリコーン系シーリング材の「外壁コーキング」の2種類がございます。ちょっとした補修や、一度しか使う予定がないため少量で十分といった場合は、ぜひこちらをご使用ください。
弊社のシーリング材の場合、容量が320mlと330mlのものがございますが、誤差範囲と捉えていただいて結構です。
一般的な計算式につきましては、
施工m数 = 包装容量(ml)÷[ 目地幅(mm)× 目地深さ(mm)]です。
例えば、カートリッジ1本(320mlまたは330mlのもの)を、目地の幅および深さがともに1cmのところに施工をする場合、
320ml(または330ml)÷(10mm×10mm)の計算となり、約3mの施工が可能でございます。
また200ml入り(バスシール・外壁コーキング)の商品でしたら、約1.8m施工可能です。表面を均す際にロスがたくさん出るケースは、その分施工量は少なくなります。よろしければ、こちらもご参照ください。
通常のシリコーン系シーリング材ですと、弊社商品では「シャーピー シリコーンS」、「シャーピー ポリカシール」、「ホタルコーク」、「バスシール」、「瓦止めボンド」などがございますが、上からの塗装はできません。塗装を予定されている場合は、ペイントシリーズやNBタイプの変成シリコーン系シーリング材をお使いください。
しかしながら、すべての塗料が施工可能ではございません。ご使用前にあらかじめご確認をお願いいたします。また塗料によっては、はじいたりべたついたりする場合もあります。
なお、既にシリコーン系シーリング材が施工されている場合には、「シリコンカバーNB」を塗布することにより塗装いただけるケースもございます。
変成シリコーンやウレタン系シーリング材は、浴室のような常時高温多湿にさらされ、かつ清掃の際にカビ取り剤など様々な薬品を使用するような環境下でお使いいただくには適しておりません。
防カビ剤入りの「バスシール」など、シリコーン系シーリング材のご使用を推奨いたします。
施工をしていただくことは可能ですし、防水効果も得られます。
しかしながら、一旦施工をしたシーリング材は除去するのが難しくなるため、クッキングヒーターを交換する場合、カッターをいれるなどして取り除いていただかなければなりません。またその際きれいな状態に戻すことは難しく、どうしても残ったシリコーンが周囲に付着したままになり見栄えも損なわれます。
防水テープを新しく張ることなども難しいため、注意が必要となります。
プラスチック類は、衝撃性や加工性に優れていることから、カーポート等に使用されるケースが増えてきました。しかしながら、通常の脱オキシム型のシリコーン系シーリング材は、使う際に発生するガスによりひび割れなどが生じることがあります。
脱アルコール型シリコーン系シーリング材「ポリカボンド」をお使いください。
シーリング材をフィルムの上から施工してしまうと、フィルムがガラス面からはがれてしまう可能性があります。シーリング材は直接ガラスに付着するよう施工しましょう。施工の際は、あらかじめフィルムの粘着材などをきれいに拭き取ってから行ってください。
またガラスまわりには、耐候性、耐水性に優れた「シャーピー シリコーンS」などをご使用ください。それ以外のものをお使いいただくと、紫外線による早期の劣化が懸念されます。
環境対応型と謳っている塗料に限らず、塗料によってはシーリング材に含まれている成分に非常に敏感なものがあります。特に環境対応型といわれている塗料では、何か新しい成分が使用されていることがありますので事前にメーカーへご相談いただくか、目立たないところでテストを行っていただく必要があります。
弊社のラインナップでは、ペイントシリーズやノンブリードタイプのシーリング材をおすすめいたします。ご使用にあたりましては、必ずご確認いただくようお願いいたします。またこちらもご参照ください。
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