「コーキング剤を使って自分で雨漏り補修が出来ないだろうか?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方に参考にしていただきたい情報です。
「雨漏り」というのは、外壁のヒビや窓のサッシなどから、雨水が侵入し、徐々にたまっていく事で家の中に落ちてきます。これを防ぐ為に、この外的な欠損箇所をコーキング剤で補修するのですが、その箇所を見つけるのは、専門家でもなかなか難しいものなのです。一箇所の雨漏りでも、屋根や外壁、サッシなどという複数の個所が候補として挙げられ、実は、結露や漏水だったということもあります。
「雨漏り」の発生確率が高いのは、次の3箇所になります。
@屋根・屋上
見るべきポイントとしては、瓦がズレてしまって雨水の侵入を許していないか?という点です。これは雨漏りの際に、考えられる原因箇所で最もよくある箇所です。また屋上がある建物だとコンクリートのひび割れも確認してみてください。
A外壁
見るべきポイントとしては、外壁やコーキング箇所のひびが割れていないかという点です。また、コーキング剤の目減りなども考えられます。コーキングのすり減りに気づくには定期的な点検がないと難しいかもしれません 。
B窓・サッシ箇所
枠のすき間から入ってくるというものです。
方法としては、原因の箇所にコーキングを施します。 「増し打ち」と「打ち換え」とよばれる2つの方法があります。
増し打ちは強度が劣り、打ち換えは工数がかかります。
もちろん打ち換えを行う事が理想的です。
工法 | 打ち換え |
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品質 | 高 |
工数 | 高 |
備考 | 既存の劣化部分を全撤去し、新たにコーキング剤を使いコーキングする方法 |
工法 | 増し打ち |
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品質 | 低 |
工数 | 低 |
備考 | 既存の劣化部分の上からコーキング剤を打つ方法 |
コーキング剤を利用した雨漏り補修では、雨漏りの場所や補修する建築資材などによって適するコーキング剤が変わってきます。以下の表では雨漏りの場所、建築資材ごとに適した弊社のコーキング剤を掲載しております。
目地 | 塗装無し |
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塗装あり | |
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外壁やモルタルなどのひび割れ | 塗装無し |
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塗装あり | |
屋根・ベランダ | 瓦 |
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塩ビ鋼板・カラー鋼板などの屋根 | |
防水の下地処理 | |
駐車場などのポリカーボネート屋根 | |
ガラスサッシ | 窓枠へのガラス取り付け |
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サッシ廻り | |
その他 | 2×4住宅などのコンパネ目地 |
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電機カバーなどボックスの接着防水 | |
上記で紹介しました雨漏り補修で使用するコーキング剤以外の商品も商品検索からお探しいただけます。
商品検索はこちら >>
雨漏りの原因箇所については、素人目では難しい為、プロに診断してもらう事が推奨されています。自分自身で対処する「雨漏り対策」は、応急処置としてお考えください。
また雨漏りになった時は、原因と思われる箇所には、ビニールシートで想定される箇所を覆いましょう。再度雨漏りが起きないように、しっかり土のうや重りを使って固定しましょう。
応急補修の具体的な手順は「雨漏りSOS コーキング剤で応急補修!」をご覧ください。
「雨漏りSOS コーキング剤で応急補修!」参考はこちら >>
私たちシャープ化学工業は、コーキング剤の開発・製造・販売から、コーキング工事関連商品・コーキング剤の輸出入・コーキングのOEM加工の受託まで、コーキングにまつわる様々な業務を行っております。
商 号 | シャープ化学工業株式会社 |
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