窓枠ガラスをコーキングする目的は2つあります。
コーキング剤は、乾くと硬く固まるボンドのようなものです。しっかりとガラスを固定してくれます。
ここで重要なことは"耐水性"のある"コーキング剤"を選ぶということです。耐水性のないコーキング剤を選ぶと雨漏りの原因にも繋がるおそれがあるからです。窓枠ガラスの場合は、防水性が優れている「シリコーン系のコーキング剤」をお勧めします。
窓ガラスの取り付け | シリコーンS | シリコーンSパウチ |
窓ガラスのコーキングは「シリコーン系のコーキング剤」をお勧めしました。しかし、残ったコーキング剤で窓枠のサッシをコーキングすることは、あまりお勧めできません。
窓枠のサッシに適したコーキング剤は「ヘンセイシリコーン系のコーキング剤」です。窓枠サッシは、外壁とつながっているので塗装ができるものを選ぶ事をお勧めします。
シリコーン系コーキング剤 (おすすめシーン:窓ガラス) |
ヘンセイシリコーン系コーキング剤 (おすすめシーン:窓枠サッシ) |
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強み |
〇耐水性 〇耐候性・耐オゾン性・耐紫外線 |
〇塗料の上塗りが可能 〇体積収縮がほとんどありません。 〇耐候性 |
弱み | 〇塗料の上塗りができない | 〇耐水性はシリコーン系より劣る |
注意点 |
〇撥水性が非常に高い為、 外壁などの付着に注意が必要。 〇窓ガラス場合は、化学結合して密着する為、 プライマーは必要ありません。 |
〇塗装は可能。塗料によっては、 ブリード現象が発生する可能性があり |
コーキング剤は固まるとゴムのような性質になります。この効果は、コーキング剤内にある成分の可塑剤が要因です。この可塑剤は、プラスチックを柔らかくさせる働きがあるのですが、この可塑剤が表面上に浮き上がってくる現象がブリード現象です。このブリード現象が起こると、上から塗った塗装が変色する可能性があります。最近では、コーキング剤が改良され、ブリード現象も減ってきていますが、可塑剤やコーキング剤の知識が不足していると、ブリード現象が起きてしまうので注意したいものです。 ブリード現象を起こさないためには、ノンブリードタイプを選ぶ事をお勧めします。ホームセンターでは扱いが少ないですが、弊社の通販サイトでも販売していますのでご利用ください。
私たちシャープ化学工業は、コーキング剤の開発・製造・販売から、コーキング工事関連商品・コーキング剤の輸出入・コーキングのOEM加工の受託まで、コーキングにまつわる様々な業務を行っております。
商 号 | シャープ化学工業株式会社 |
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