コーキング材(シーリング材)は、化学反応を起こして固まるタイプや、乾燥して固まるタイプなど、硬化してゴム状になるまでの過程によって種類が分かれます。
その種類は大きく分けると次の4つ。
耐候性・耐水性・耐熱性良好。
キッチンや浴槽廻りの補修など。
上から塗装は不可。
耐候性・塗装性良好。
硬化後はシリコーン系のシーリング材と違い塗装可能。
建築や板金加工などに使用される。
写真 変性シリコーン系
水性エマルジョンタイプ。
水性なので取り扱いが簡単。
水分が揮発して硬化する特性を持つため、硬化後肉やせ有り。
内装目地など。
塗装性良好。
耐候性がよくないため、屋外での使用の場合は上から塗装が必要。
塗装下地処理、ALC板の目地充填。
反応硬化型で耐油性・耐候性良好。
躯体目地など。
乾燥硬化型で粘着力強。
硬化後もべたつきが残る。
コンテナのジョイント部分や板金のはぜ折部分。
元祖シーリング材、酸素と反応して表面だけ硬化して膜を張ります。
板金のはぜ折部のシールなど。マスティックタイプ。
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