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コーキング剤の製品形体について

コーキング剤の種類

コーキング剤の種類 コーキング剤は、チューブを押し出して使える1成分型と、専用機でコーキング剤を撹拌(かき混ぜ)して使う2成分形の2種類あります。成分の違いだけではなく、実際にコーキング剤を注ぐ際に使用する機材など多くの異なる点が挙げられます。

実際になにが違うのか?

  • 1成分系と2成分系の違い

1成分系
【硬化タイプ】 湿気硬化型

空気中の湿気と反応し硬化するタイプと、空気中で乾燥硬化するタイプがある。

【必要なモノ】 コーキングガン

1成分系コーキング剤は、上記の写真の様に専用容器に入っており、コーキングガンに装着して使用する。専用容器をそのまま簡単にセットし注入できるので、素人にも扱いやすく一般向けとも言える。

【硬化時間】 だいたい1日くらい

気温や湿度などによっては3日〜1週間かかる場合もある。

【特徴】

・一本の平均容量は約300ml程なので部分補修材として使用できる。
・ホームセンターで購入可能(2成分系コーキング剤は、あまり取り揃えがない)

2成分系
【硬化タイプ】 反応硬化型

空気中の湿気や酸素と別途用意した硬化剤と混ぜることで反応し硬化する。

【必要なモノ】 専用攪拌機、硬化剤、調色材(トナーとも言う。色を付ける場合のみ)

2成分系コーキング剤、硬化剤、トナーを攪拌(混ぜ合わせ)しコーキング機材に充填し使用する。
攪拌(混ぜ合わせ)する必要性など扱いが難しくプロや職人さん向けだと言える。

【硬化時間】 だいたい6時間くらい

化学反応での硬化な為、硬化速度は温度により大きく影響を受ける。
硬化速度を早めたいや遅めたい場合は、性能を変えないように配合した遅延材、促進剤がお勧め。

【特徴】

・一度混ぜると硬化が始まるため、作業時間が限られる。
・混合比率の過不足や、練混ぜが不十分であると硬化不良が起きる可能性がある。
・1缶の平均容量は約4〜6?。コスパ面、大量生産的には2成分型の方が優れている。

1成分形・2成分形のコーキング剤は、それぞれ性能としてはあまり大きな差はないです。しかしコーキング剤の硬化過程やコスパ面、入手し易さが大きな違いと言えます。また2成分型のコーキング剤については、コーキング剤と硬化剤を攪拌(混ぜ合わせ)する技術の差で硬化不良が起こり、本来持っていた性能(耐久性・耐候性・耐水性など)が低下する可能性もあり、リスクがあるコーキング剤とも言えます。

弊社では「1成分形」をはじめ、取り扱い店舗が多くない「2成分形」も販売しております。
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私たちシャープ化学工業は、コーキング剤の開発・製造・販売から、コーキング工事関連商品・コーキング剤の輸出入・コーキングのOEM加工の受託まで、コーキングにまつわる様々な業務を行っております。

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