「コーキング剤」といっても、その種類は非常に多く、お風呂の浴槽まわりをコーキングで補修する場合、どれを使えばいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか?お風呂場などの水回りに使用するコーキング剤で、抑えておきたいのは耐水性です。シリコン系コーキング剤は撥水剤でもおなじみの水に対して強く、お風呂の温水でも接着性が低下することはありません。しかし、気になる防かび性です。シリコーンは岩石に多く含まれているケイ素からできています。そのためというわけではないのですが、防かび剤を入れていないシリコーンはカビの根が侵入しやすく、一度生えてしまうとなかなか取れずに強力なカビ除去剤を使用しないといけなくなります。そのため水まわりに使うコーキング剤には防かび剤が添加されています。コーキングに使われる防かび剤はいろいろありますが、当社の「水まわりのスキマフィル」には防かび効果と安全性が確認された防カビが使用されてします。「水まわりスキマフィル」は世界的に認められているSIAA(抗菌製品技術協議会)の認証を受けています。
水廻り | 浴槽・流し台の取り付け・補修 |
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給排水管廻りのシール | |
鏡用シーリング材 | |
内装 | 内装クロス |
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内装目地 | |
ダクトのジョイント |
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シリコンは接着性が高く浴槽や人工大理石などによくつきます。通常の目地と同じくできるだけ古いシリコンは除去して欲しいのですが、カッターナイフなどで除去する場合、浴槽に傷が付いたりするので、接着面が両サイドで確保できればDIY作業では取れる範囲でも結構です。旧のシリコンが残っている場合、新しいシリコンはその上からは接着しません。右の写真はカビで汚れて且つ、少し切れているシリコンコーキングです。
残っているシリコンより幅広く施工すると、三角打ちでも逆にシールは切れにくくなります。そこで図のように、マスキングテープをやや広めに慎重に貼ります。マスキングテープの貼り方で仕上がり時の見た目が決まります。プライマーは材質によりますが、表面に旧のシリコン、汚れ、油、水濡れなどがなければプライマーなしでも十分に接着します。
カートリッジタイプの場合は、コーキングガンが必要となります。パウチの場合は、手で絞りながらスキマにゆっくり盛りつけていきましょう。 (「コーキングガンの使い方」)マスキングテープの上に少々乗るくらいは、あとから綺麗にとれるので問題ありません。
おススメのコーキング剤
・バスシール
・水まわりのスキマフィル
・シリコーンS防カビ
コーキング剤を注入し終わったら、ヘラなどを使って平らにしていきます。一定のペースと圧力で均すと綺麗に仕上がります。
マスキングテープを剥がしていきます。時間を置きすぎると固まってしまうので、固まる前に素早く丁寧に剥がしましょう。写真の様に、縦の場合は上から順に、横の場合は、中心から外側に向かって剥がしていくときれいに取れます。
私たちシャープ化学工業は、コーキング剤の開発・製造・販売から、コーキング工事関連商品・コーキング剤の輸出入・コーキングのOEM加工の受託まで、コーキングにまつわる様々な業務を行っております。
商 号 | シャープ化学工業株式会社 |
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所在地 | 〒592-8352 大阪府堺市西区築港浜寺西町13-12 【地図】 |
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