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意外と多いコーキング剤の種類

 

用途で異なるコーキング剤

「コーキング剤」と言っても様々な種類があります。これはコーキング剤を使用する場所によって、必要とされる性能が違うためです。ここでは、コーキング剤を大きく4種類に分けてその特性について説明します。

シリコーン系コーキング剤

コーキング剤の中で、もっともメジャーなもので、比較的安価で入手可能です。

 

強み 耐水性と耐久性。その為、水まわりにはお勧めです。
弱み コーキング後、上から塗装が出来ないため、外壁など塗装予定がある場合はお勧めできません。
主な利用シーン 雨を防ぐ窓枠ガラスの取り付け
浴槽や流し台の取り付けや補修、排水菅回りなど、水まわり部分。
注意点 内容成分の撥水性が高いため、施工部分周辺への撥水汚染に注意が必要です。外壁に施工すると汚れが目立つことがあります。 塗装できません。

 

ヘンセイシリコーン系コーキング剤

シリコーンの名が付いていますが、シリコーンとは別物です。

 

強み コーキング後、上から塗装が可能です。
弱み シリコーン系に比べると耐水性は少し劣ります。
主な利用シーン 外壁へと続くサッシ廻りや換気扇周辺
モルタルやコンクリートのひび割れ補修、ダクトのジョイント部分など
注意点 シリコーン系と異なり、ほとんどの塗料で塗装は可能です。しかし塗料によってはブリード現象が起こる可能性があるので確認が必要です。

 

 

アクリル系コーキング剤

他のコーキング剤と比べると比較的安価で入手可能です。

 

強み 水性系のため、湿気のある場所でも施工可能で、コーキング後の塗装も可能です。施工が安全です。
弱み 耐久性が低いため、動きのある目地にはあまりお勧めできません。
主な利用シーン ALC板、PC板の目地、ひび割れの補修、柱、壁の亀裂補修
注意点 降雨、降雪時ならびに0℃以下の気温での施工は避けて下さい。

 

弊社取り扱い

ポリウレタン系コーキング剤

 

強み 防水性と密着性がとても高いので、補修や塗装下地にも適しています。
弱み 紫外線に弱いため、屋外での使用は塗装などの上塗り処理が必要です。
主な利用シーン プレハブジョイント部のシール、サッシ廻り、パネルジョイント
モルタルやコンクリートのひび割れ補修や木材への使用など
注意点 ウレタンPROはノンブリードタイプではありません。
ノンブリードタイプはペイントウレタンをご使用下さい。

 

 

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