瓦屋根に限らず屋根は太陽光の日射により大変高熱になりますし、当然雨の影響も大きく受け外壁目地よりかなり過酷な状況となります。また、瓦屋根は日本の風土に合わせて発展してきた合理的な屋根システムと言えます。地震の際には揺れの衝撃を分散して受け止め、台風の際には風を全部受け止めずにやり過ごすというその機能にも注目したコーキング材の選定と施工を行わなくてはいけません。
当社では瓦に対しては接着性と耐候性に優れたシリコーンをお薦めしております。施工に関しては瓦の種類などによって多少違いますが、決して四方全部をコーキングすること無く部分付けしてください。
工場などでよく使用される金属屋根の場合には、シリコーンは機能的には使えますが、シリコーンには撥水汚染といって雨だれ筋がつき景観上の問題が発生することがあります。そのため撥水汚染の起きにくい変成シリコーンを使用する場合がありますが、一般的にはシリコーンより耐光性が弱く屋根のような厳しい状況ではクラックや白化などの劣化が早く起こる可能性があります。また、屋根材は耐光性の高いフッ素鋼板やその他コーティングが施された鋼板を使用することが多いですが、シリコーンでは問題がある場合がありました。そこでシャープ化学では耐光性と接着性を高めた屋根専用の特殊変性シリコーン系シーリング材を開発しました。
シャーピーシリコーンS 作業性に優れた一成分系コーキング剤です。
使用温度範囲が−50℃〜150℃と広範囲です。
耐候性・耐オゾン性・耐紫外線性に優れ、良好な撥水性、耐水性、電気絶縁性を備えています。
硬化後の収縮がほとんどありません。
塗装は出来ません。
「シャーピーシリコーンS」の詳細 >>
屋外、屋根の防水シール、補修など
浴槽、流し台の取り付け及び取り付け部の補修
サッシ工事、金属工事の防水シール
給排水管回りのシール
プレハブ、冷凍庫、コンテナーなどの防水シール
ガラス留めつけ及び防水シール
シャーピーシリコーンS パウチ シャーピーシリコーンSのパウチ容器版です。
省ゴミタイプのパウチ容器なので使用後のゴミの削減に繋がります。
また、屋根の上では転がりにくく下に落下しにくく安全な作業が可能です。
「シャーピーシリコーンS パウチ」の詳細 >>
フッ素塗装のガルバニウム鋼板にもよくつきます。
従来の変成シリコーンコーキング材より耐光性に優れています。
「ペイントセラNB-Q」の詳細 >>
ガルバリウム鋼板の屋根目地や外壁目地
私たちシャープ化学工業は、コーキング剤の開発・製造・販売から、コーキング工事関連商品・コーキング剤の輸出入・コーキングのOEM加工の受託まで、コーキングにまつわる様々な業務を行っております。
商 号 | シャープ化学工業株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒592-8352 大阪府堺市西区築港浜寺西町13-12 【地図】 |
TEL | 072-268-0322 |
URL | https://www.sharpchem.co.jp |
コーキング関連情報 リンク集