ブリージング(Bleeding)と表記されることもありますが、意味は同じです。
シーリング材に含まれる可塑剤(柔軟性や加工性を高めるために添加される物質)が塗膜に染み出し、塗面をべたつかせる現象で、表面に汚れが付着しやすくなり、目地などが黒ずむことがあります。こうしたブリードを抑えたものを、「ノンブリードタイプ」や「NBタイプ」のシーリング材と呼びます。詳しくは「商品検索」をご覧ください。
シーリング材にもよりますが、基本的にはゴムのようになります。がちっと固めたい場合は、硬く固まる接着剤をご使用ください。弊社商品のラインナップとしましては、以下の順番になります。
メガハードワン>シリコーンS, ヘンセイシリコーンM>ペイントヘンセイ, ペイントウレタン>NB-LM……etc。
また、伸びたり縮んだりしたシーリング材が、元の形に戻ろうとする力を「モジュラス」といいます。商品別のモジュラスタイプにつきましては、「商品総合カタログ」のP20に一覧を掲載しております。「商品総合カタログ」は、こちらからダウンロードしてご利用いただけます。ぜひご覧ください。
一般に使用されるシリコーン系シーリング材は、ケトオキシムという副生成物のガスを発生します。硬化がみられなかったのは、このガスがウレタン系シーリング材と反応し、硬化不良を引き起こしたためであると考えられます。
基本的には同時に施工しないことですが、シリコーン系シーリング材と同時に施工をしなければならない場合は、変成シリコーン系をご使用いただくことで、硬化不良の問題は比較的軽くなります。
脱オキシム型もオキシム型も同じ意味です。一般に使用されるシリコーン系シーリング材は、ケトオキシムという副生成物のガスを発生します。このガスが脱離しながら硬化することから、脱オキシム型やオキシム型と呼ばれています。
その他シリコーン系には、アルコール型や酢酸型などがありますが、国内ではあまり使用されていません。しかしながら、アルコール型はプラスチックなどに割れを生じさせにくく、また銅線に錆を発生させにくいなどの特長により、近年需要が伸びてきています。
・アルコール型の商品例/ポリカシール
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