はじめに |
シーリング材にはいくつかの種類があります。 シリコーン、変成シリコーン、ウレタン、アクリル、ブチル、などです。 シーリング材の特徴はそれぞれ異なり、特徴によって使う場所も異なります。 この項目では、シーリング材の特徴について簡単に説明したいと思います。 適材適所表は、こちらのページにもご用意していますので、ぜひあわせてごらんください。 http://www.sharpchem.co.jp/info/construction.html |
シーリング材の種類 |
硬化してゴム状になるまで過程がシーリング材の種類によって違います。用途に応じたシーリング材をお選び下さい。 |
シーリング材の種類 |
化学反応を起こして固まるタイプや乾燥して固まるタイプなど、様々なシーリング材があります。 |
湿気硬化型・乾燥硬化型・非硬化型・混合反応硬化型 |
湿気硬化型:空気中の水分と反応して硬化するタイプ。 乾燥硬化型:乾燥により硬化するタイプ 非硬化型:表面に酸化皮膜を形成するタイプ。内部は硬化しません。 混合反応硬化型:主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、化学反応によって硬化するタイプ。 |
シリコーン系シーリング材 |
耐候性・耐水性・耐熱性良好。 キッチンや浴槽廻りの補修など。 ※上から塗装出来ません。 |
変成シリコーン系シーリング材 |
耐候性・塗装性良好 硬化後はシリコーン系のシーリング材と違い塗装可能。 建築や板金加工などに使用される。 |
アクリル系シーリング材 |
水性エマルジョンタイプ 水性なので取り扱いが簡単。 水分が抜けて硬化する特性を持つため、硬化後肉やせ有り。 内装目地など。 |
ポリウレタン系シーリング材 |
塗装性良好 耐候性がよくないため、屋外での使用の場合は上から塗装が必要。 塗装下地処理、ALC板の目地充填。 |
ポリサルファイド系シーリング材 |
耐油性・耐候性良好。 躯体目地など。 |
ブチルゴム系シーリング材 |
粘着力強。 硬化後もべたつきが残る。 コンテナのジョイント部分や板金のはぜ折部分。 |
油性コーキング |
シーリング材の原型。 板金のはぜ折部のシールなど。 |
コーキング関連情報 リンク集